中高年の皆さん!おはようございます!うさぎ年のとおるくんです。
みなさん、食事のときよく噛んでたべていますか?よく噛んでたべるとやせます!私もよく噛んで食べるよう心がけています。
小学校の給食の時間
小学生の給食のとき、先生から「よく噛んでたべなさい」と言われた記憶がありませんか?私を含め多くの男子は、よく噛まずに、いかに速く食べるかを競っていました。給食の後、昼休み時間にやるドッジボールの場所を確保するためです。食べるというより、流し込む感じです。
先生は、痩せる、痩せないというより、消化吸収の観点でおっしゃっていたんでしょう。結果的に痩せるとなれば、先生の言うことは、ちゃんと聞いておくもんですね。
就職してからの食事
社会人になって、早食いはますます加速します。営業職の私は、ホント時間が無くて、品川駅のホームの立ち食い蕎麦で、山手線を待っている間に蕎麦を掻きこんだり、吉野家の牛丼を掻きこむように食べていました。
約束した時間を守ることは、社会人として最低限の決まりで、私の会社では、早食いは、むしろ美徳とされていました。24時間働けますか?!ってCMでやってた頃ですね。
ダイエットのとき歯医者にいきました
私はダイエットを始めると同時に、歯医者へいきました。よく噛んで食べるためです。ただこれは、きちんとした理屈からではなく、
よく噛んで、ゆっくり食べるようにすると、少ない量でも満足感があるのではないか。
という、曖昧な感覚だけあったからです。実際、昔いれた銀の詰め物がとれていたのに、グータラな私は、10年以上ほったらかして噛み難くなっていました。
厚生労働省のキャンペーン
では実際、どうなんでしょう?調べてみました。厚生労働省のサイトに「歯と咀嚼に関する統計」があって、ザックリ斜め読みすると
歯の数が少ないと、穀物、芋類の摂取が多くなるみたいです。柔らかい炭水化物が食事の中心になるんでしょうね。また歯が少ないとメタボの危険度を上げているようです。
それでもって、「噛ミング30(カミングサンマル)」というキャッチフレーズを作って、一口30回噛む食事を普及させようとしています。
私もよく噛む様に心がけていますが、さすがに30回は噛んでいません。
バズーカ岡田先生の話
日本体育大学 準教授の岡田隆先生によると、よく噛んで食べることによって体脂肪を落とせます。ザックリまとめると、
肥満はいろいろな病気の基になる。心血管疾患、糖尿病とか。健康であり続けるには、体脂肪を適正な量にしておかないといけない。
いろんなダイエット方法があるけど、噛むだけなら楽でしょう、噛まないと損である。とも言っています。
噛むと満腹中枢が刺激されて、余り食べなくなります。また消化管ホルモンという身体の作用をコントロールする物質が出て、食欲を下げてくれます。そして食べなくてもいい状態になる。噛まずに食べるとこれと逆で、同じものを食べているのに、また食べたくなります。よく噛むと、これを抑える効果があります。
よく噛むと食べなくなるだけじゃなくて、脂肪燃焼モードをつくることができます。食べた後に体が熱を出します。これは、食べたものがそのまま取り込まれず熱として放出されるということです。これが食事誘発性熱産生(DIT)といわれているもので、よく噛むことによって増加します。
ある研究によると、1年間で16.425kcalを食事誘発性熱産生で損失するということがわかりました。脂肪は1kgで約7,200kcalなんで、約2kgになる計算ですね。
この理屈が解っていたら、噛みますよね?
でも一口、30回噛むなんて、なかなかできませんよね。なので、噛まないと飲み込めないものを食事に入れておくというのです。食物繊維が多いもの、野菜やナッツ類、鶏の胸肉、を食事の序盤に食べるようにすると良いようです。
年間2kg。。。噛むしかないですよね。
ここから先は、岡田先生の想像でしょうか。
元々綺麗な人は、よく噛む習慣をもっていて、勝手に絞れているのではないか。
子供のときに、繊維質の多い食事を好む育て方をすると、そういう習慣が身について大きくなっても継続されるのでしょう。栄養摂取の面からも、ちゃんと吸収しないともったいない。といっています。
なかやまきんに君の話
お笑い芸人で、ボディビルダーのなかやまきんに君によると、
きんに君は、健康法からのアプローチをしています。よく噛む事は、誰でもできる健康法であるといっています。では、なぜ噛むとよいのでしょうか。
よく噛むという事は、細かく噛み砕くことによって、消化吸収に負担がかからないということ。また唾液中に含まれるアミラーゼの効果がはっきされるということ。
唾液は1日に1から1.5リットル出るそうです。しかし30代をピークに減少していくとのことでした。そして唾液には7つの効果があります。
1消化を助ける、2口の粘膜の保護、3洗浄殺菌作用、4緩衝作用、5再石灰化作用、6排出作用、7溶解作用。
このうち1の消化を助けるに関して、唾液に含まれるアミラーゼは、炭水化物の消化酵素になっています。ですので、口の中で消化が始まっているということです。タンパク質と脂質はアミラーゼによっては消化されませんが、よく噛む事によって、細かくなるので消化しやすい状態になります。
きんに君は、20代の頃に実験したことがあるようです。2ヶ月くらい一口30回、噛んで食べたところ、お腹の調子がよくなり、排泄も快調だった。その頃は、いろんなものを食べていたけど、体調不良にもならないし、筋肉の張りもよくなったといっています。
今は同じものを毎日食べているとのことです。鶏の胸肉、オクラ、ゴーヤ、アスパラ、人参、トマト、ブロッコリー、これらは全て、よく噛まないと食べられないので、自然とよく噛んでいる状態になっています。お腹の調子はすごくいいし、内臓に負担をかけていない。ゆっくり食べることになるので、血糖値もゆっくり上がるし、それが食べ過ぎ予防にもなっている。といっています。
岡田先生と同じようなことを、いっていますね。これが正解なのでしょう。
最後に
まぁ私も、岡田先生や、きんに君のようにしっかりした理屈がわかった上で、よく噛んで、ゆっくりした食事にしたわけではありません。結果オーライでしょうね。未だに30回噛むことはできてないですし。。。
心がけて、意識してはいます。忘れちゃいますがw
では、またっ!
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